いまさら聞けないプリンターのトナーの種類や特徴について説明

トナーとはレーザープリンターや複写機(コビー機)で使われる印刷用の粉で、帯電させたミクロサイズのプラスチック粒子に顔料や黒鉛で着色したものです。通常のプリンターの「インク」に当たります。黒、マゼンダ、イエロー、シアンの4色によってカラー印刷を実現しており、静電気を利用して印刷用紙に転写し、加熱して定着させるシステムになっています。その種類には、純正品と汎用品(互換品)とリサイクル品があります。近年国が進める環境に配慮する様々な取り組みの1つ、「グリーン法」によってトナーカートリッジが「特定調達品目」に指定されたことなどで、カートリッジのリサイクル事業が飛躍的に進んでいます。各メーカーはカートリッジの回収に力を入れています。特定調達品目として指定されたことでカートリッジはエコマークが認定されることになりました。

純正品?汎用品?その違いとは!

純正品とはプリンターのメーカーが製造したトナーを指し、価格が高い反面、性能も良く、誤作動を起こす確率が一番低くなります。海外用に製造した商品を逆輸入したものを特に海外純正品と呼んでいます。汎用品(互換品)とは、OEM品、ノーブランド品とも呼ばれるもので、メーカー以外の企業が製造しているものを指します。純正品ではないため価格は純正品より低価格になりますが、メーカーによっては純正品でないとプリンターの動作の保証をしていないことも多く、わずかではありますが誤作動が起こる確率が上がります。リサイクル品にも純正品とそうでないものがあり、メーカーが自らリサイクルしたものをリサイクル純正品と呼ぶことがあります。リサイクルと言っても洗浄して傷んだ部品を交換してあり、きちんとメンテナンスされています。ただし低確率で不具合は発生します。近年リサイクルについてのサービスには様々なバリエーションが生まれています。

トナーのリサイクルサービスの色々な方法

企業がカラになったカートリッジをリサイクルして交換するためには、2つの方法があります。即納リサイクル品とリターンリサイクル品です。即納リサイクルでは、予めカラになったカートリッジを回収して置き、メンテナンスを行ったうえで、今使っているカートリッジがカラになったタイミングで即座に交換するシステムです。一方リターンリサイクルでは、カラになったカートリッジを持ち帰ってメンテナンスするものでやや時間がかかります。リサイクル品で不具合が起こった時には、無償で交換してもらえる場合もあります。純正品や互換品などと併用して使用することも可能です。各方面で環境配慮が求められる時代になったことから、今やカートリッジはリサイクルを念頭に使用するのが当たり前になってきています。